AURORA LUNA 万年筆

スーベレーンM800 デモンストレーターの調整にP&Mに行った時、先客の方がいて何やら新しい万年筆を調整をしてもらっているところでした。
私も調整をお願いしに来たことを告げて、店内をいろいろ物色してたんですが、
何気なしに調整中の万年筆を見たら、なんとAURORAのLUNAじゃないですか。。
趣味の文具箱 vol.14やら、ネットやらで見ていてちょっと気になっていたんですよねぇ。
ということで話に参加してみると、店長から「まだありますよ」との誘惑の声・・・
そこは値段が値段なので、店長の言葉を華麗にスルーしつつ、冷静にじっくり見させてもらいました。

LUNAは思ったよりも小さいサイズ。
まあフォーコ・ミニマとかと同じなので、小さいんでしょうが、今までAURORAの万年筆をお店で見ても、オプティマのバーガンディにしか目が行っていなかったので、ここまで小さいとは思ってませんでした。
そして、色は思ったよりも白くて、艶のある感じ。
もう少しグレーが強いのかと思ってました。
いやー、実物を見ると違うもんですねぇ。

ただその日の目的は、あくまでM800の調整だったので、そこはいったん頭から忘れて、調整に集中しようかと。。
ということで、私の調整の番になって、いろいろ話しながらM800のFをMよりも太く・・・。
大体の調整が終わって、最後の仕上げをしている店長が「まあ書いてみて下さい」と、裏に回ってLUNAを出してきました。
そしたら、なんとこれが最後の1本とか・・・
初回の入荷が6本で、まだ1週間ぐらいらしいのですが、なんともう後1本。
げげっ、これはやばいです
ただでさえ限定商品なのに、しかも後1本とかやばすぎます・・・。
さらに試筆なんてしようもんなら、これはほんとにやばすぎ・・・。

でもまあせっかくなんで手にとって見ると、ほんとに軽くて小さいんですよ。
実を言うと、次の万年筆は手帳用にスーベレーンM300を考えていました。
LUNAも同じぐらいのサイズなんで、ほんとに手帳用にいい感じ・・・。
困ったことに(?)ペン先も考えていたEFです。

って思っていたら、店長さんが
「そう言えば前に手帳用にM300を考えてるって試筆されましたよね? LUNAもちょうどいいかもですよ」
と本当に絶妙のタイミングで悪魔のささやきを・・・。
記憶力よすぎです・・・。そして商売うますぎです・・・。
これは本当にまずいと思いつつも、試筆させて頂きました。

するとLUNAはやっぱりスーベレーンとは書き心地が全く違います。
スーベレーンと比べるとLUNAの方が軽くて硬い感じがします。
M800とLUNAは同じ18金のペン先ですが、柔らかさは際立って違いますね。
以前、M800のEFとFとMを試筆させて頂いたことがあるんですが、その時でも硬さの違いはそれほど感じなかったので、これはLUNAの特徴でしょうか。
ただ、感覚は違いますが、これはこれでちょっと面白い感じ。
嫌いではないなぁ、、などとそろそろ頭も麻痺モード。。
さらにかなり当たりのペン先で、EFですがフローもすごくよくて、なんだか調整いらずぐらいの感覚。
って、もうこの時点では観念してました。

一応、値段が値段なので、冷静さを保つかのごとく、かなり長い間いろいろ書かせてもらいましたが、手帳用にはこれもありかなと。
手帳は人前で書くことも多いので、落ち着いた万年筆にしようとイメージしていて、それとはちょっと離れてしまったんですが。。

まあ、この万年筆が似合うように自分を磨こうかと。
インクはP&Mオリジナルの「朔(さく)」というカラーに。
落ち着いたブルーブラック系で、Pelikanより青くてLAMYより濃いといった色です。
なんでも「月のない夜」という意味らしく、LUNAとは月つながりで面白い組み合わせですね。
面白かったのがインクを入れると、インクをためている部分が少し透けて見えるところ。
白いとはいえ、インクが透けるとは思っていなかったので、これはびっくり。
今回はブルーブラックにしたので、模様の一部みたいになっているんですが、違う色を入れたらどうなるのか、ちょっと楽しみです。
インクの透けに関しては、私は気に入りましたが、もしかしたら人によっては?がつくかもですね。

ということで、ガシガシ使う手帳用の万年筆もかなり高級になってしまいました。
まあ、気に入った1本ということで、ガシガシ使いつつも大事に扱いたいと思います。
20090824_AURORA_LUNA.jpg
※写真のちょうどバンドでとまっている辺りがインクの色が透けている部分です。

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